家計・節約

[投資初心者向け]今更聞けない資産運用が必要といわれる4つの理由

「投資」や「資産運用」って言葉はよく耳にするけど必要性がわからない
投資ってギャンブルでしょ?折角貯めた貯金が減るのは嫌
資産運用ってお金持ちがやることでしょ?

「資産運用」ってイメージ的に難しそうで、何から始めればいいか分からないという人が多いと思います。お金の事って生きていくうえで必要不可欠なのに、義務教育とか日常生活の中で誰も教えてくれないので分からなくて当然ですよね。

今回は現在の世の中で、どうして資産運用が必要なのか解説していきます!

日本人は貯金が大好き!日本と各国の家計資産比率

そもそも日本人には貯金が好きな国民性があります。家計金融資産の約5割超が現預金が占めています。他の先進国と比べると、アメリカの現預金比率は1割弱、欧州は3割強と日本と比較して低い水準です。

じゃあ、どこに資産を置いているの??

それは株式や投資信託などのリスク資産です。

アメリカでは5割弱、欧州では3割弱を株式や投資信託などのリスク資産を保有しています。
ちなみに日本は1割強の比率です。
つまり

欧米では日本人が貯金をするのと同じような感覚

で資産運用が行われています。
貯金をする感覚と考えると少しハードルは低くなりますよね。
日本以外の国ではそれだけ資産運用は身近な存在であるといえるでしょう。

どうして資産運用が必用なのか?

物価の上昇に負けない資産作り

物やサービスの価格が上がると、実質的にお金の価値は目減りしてしまいます。最近では鳥貴族やクロネコヤマトの運送費の値上げでも話題となっており、長くデフレが続いていた日本でも物価上昇の波が押し寄せています。
日本では、食料やエネルギーの大部分を輸入に頼っています。原材料や資源の高騰により物価の上昇をもろに受ける国だといえます。
この物価の上昇に負けないために、物価上昇率以上の利回りで資産を運用しないと、どんどんお金の価値が目減りしてしまうということです。

物価上昇率が2%の場合

現在日銀はインフレ(物価上昇率)目標を2%と置いて政策を進めています。
仮にこの2%で物価の上昇が20年間続いた場合1000万円の価値はどうなるのでしょうか?

1000万円→672万円分の価値

なんと328万円分、約35%も価値が目減りしてしますのです!
これは結構大きい額ですよね!
頑張って稼いだ資産の価値をキープするためには最低でも2%以上の利回りで運用しなくてはいけないのです。

物価の上昇から資産を守るために資産運用が必用

現役世代にのしかかる税金と社会保障費

日本は世界でもトップの長寿大国で、加速度的に少子高齢化が進んでいます。
現在の年金制度は、現役世代が払っている年金保険料で年金受給者の年金を支えています。この自転車操業により、年金受給者が増え、現役世代が減る少子高齢化社会では、現役世代の負担がどんどん増えていきます。さらに自分たちがリタイアした後は年金をいつからもらえるか、本当にもらえるのか不透明な環境でもあります。加えて2019年10月にも控えている消費税の増税。自身の収入UPもある程度限界もあるので、これらの環境より、自分で資産を育てて、お金にも働いてもらう努力が必要になるのです。

増える税金と社会保障に負けないために資産運用が必用

預金金利が昔とは違う!

1990年代の定期預金の金利をご存知ですか?

7.550%って聞いたことある!!

安心安全の定期預金に置いておけば、楽に増やせた時代だったのですね。
確かに7%もあれば物価上昇にも負ける心配ありませんし、税金が増えてもそれ以上に金利がついてたので、わざわざリスクを取って運用する必要なんてありませんよね。

で・す・が!!

2018年現在の定期預金の利率は大体0.01%
30年前の755分の1しかないんですよ。
そもそも時代が変わったんです。

置いとくだけでは増えない時代なので資産運用が必要

ライフイベントに向けて効率よく資金を準備する

人生の中でお金が大きく動くライフイベントは基本的に5つあると言われています。

・結婚、出産
・子供の教育費
・住宅購入費
・老後の生活費
・医療、介護に備える費用

このように大体の出費が予測できるイベントに対して、効率よく資金を準備することも資産運用をする理由です。

予測できるイベントに効率よく準備するため資産運用が必用

各ライフイベントに必要な資金

結婚、出産
結婚費用(ハネムーン込み)約463万円
出産費用:約42万円

結婚や出産はご祝儀やお祝い金が期待できるので、この平均額の3分の1くらいが自己負担となることが多いです。

子どもの教育費
幼稚園~高校卒業
すべて公立:約540万円
すべて私立:約1,770万円
大学4年間
国公立:約485万円
私立文系:約695万円
私立理系:約880万円

公立か私立かで費用に大きな差があります。もし余れば自分の老後資金や子供の結婚資金に回すこともできるので、子供の将来のためにも多めに用意しておくことは必要かと思います。

住宅購入費
住宅購入価格全国平均:約3,500万円

2018年港区のマンション平均価格が約7000万円というニュースもあったことから、地域ごとに大きくバラツキがあります。現在のお住いの相場を確認しておく必要はありますね。

老後の生活費
夫婦二人で最低限必要額:約22万円/月

公的年金だけに頼らず、退職前にしっかりと準備をしておくことが必要ですね。

医療、介護に備える費用
介護初期費用:約80万円
介護月額平均:約8万円

介護になった場合にはまとまったお金が必要になります。
特別養護老人ホームに入れれば費用を抑えることができますが、入居待ちが年々増加しています。私営の老人ホームでも対応できるように資金を準備しておきましょう。

まとめ

資産運用をする理由
・物価の上昇に負けない資産作り
・現役世代にのしかかる税金と社会保障費
・預金金利が昔とは違う!
・ライフイベントに向けて効率よく資金を準備する

私がおすすめするのは運用を長く細く分散して行うことです。
今ではクレジットカード払いで投資信託の積立ができるサービスもあります。

無理のない範囲でこつこつ始めてみましょう。